基本のキホン
□音の読み方
イタリア語: Do Re Mi Fa Sol La Si (ド レ ミ ファ ソ ラ シ)
ドイツ語: C D E F G A H (ツェー デー ゲー エフ ゲー アー ハー)
ドイツ語♯: Cis Dis Eis Fis Gis Ais His (ツィス ディス エイス フィス ギス アイス ヒス)
ドイツ語♭: Ces Des Es Fes Ges As B (ツェス デス エス フェス ゲス アス ベー)
日本語: ハ ニ ホ ヘ ト イ ロ
♯は嬰(えい)・♭は変(へん)を付けます。
よく使う楽語
□テンポに関する音楽用語
ア・テンポ(a tempo):遅くまたは速くなったテンポを戻して演奏すること。
リット(rit.):リタルダンド(ritardando)遅くしていく。
アッチェレ(accel.):アッチェレランド(accelerando)だんだん速くしていく。
イン テンポ(in Tempo):テンポ通りに、テンポ変更せずに演奏すること。
リステッソ:リステッソ・テンポ(L'istesso tempo):同じ速さのまま
わかっておいたほうが良い用語
□音楽用語(俗語含む)
アーティキュレーション:スタッカートやアクセント、テヌート、スラーなどの表現記号、表現を付けること。
ダイナミクス(独ディナーミク):音量の変化・音の強弱。
フレーズ・フレージング:音楽の流れ、区切り、呼吸の位置を表す言葉。
モチーフ:動機。楽曲を形作る最小単位。基本的には2小節からなるとされることが多い。動機をさらに2つに分けることができる場合、その一つ一つを部分動機と呼ぶ。
アインザッツ:指揮やトップが出す合図。【ザッツ】
アタッカ:楽章間を開けずにすぐに次の楽章を演奏すること。
オブリガート:対旋律・助奏。主旋律を引き立てるために演奏される。
表拍:拍子と合う拍。
裏拍:拍子と合わない拍。
(♯・♭が)落ちている:ミスプリ(ント)があったときに落ちているという。
□リズム・拍子
シンコペーション:強拍がずれているリズム。例)モーツァルト第25番など。音楽の流れを進める推進力が生まれます。
ヘミオラ:拍子のリズムととり方が代わり、3拍子の中で2拍子になったり、2拍子の中で3拍子になることを表します。
倍全音符(休符):全音符を1としたとき2伸ばすリズム。
ハチロク:8分の6拍子
インツー:2拍子で指揮すること。数字を変えて1,3、4,6,8などがある。
2つぶり:2拍子で指揮すること。数字を変えて1,3、4,6,8などがある。
ア・ラ・ブレーヴェ:₵ 2分の2拍子の記号。
□大事な音程幅を表す言葉。
半音:クラシック音楽における最小の幅。ヴァイオリンは指がくっつく形。(別称:短2度)
全音:半音2つ分の音程幅。半音2つと全音で通常の音階はできている。(別称:長2度)
オクターブ:完全8度。(2オクターブ=15度)
同度:同じ音2つ。
増2度:BとCisなど、間に2音(ヴァイオリンでいう指2本分)開く音程幅。下がっている方は下げ気味、上がっている方は明るく取るように意識する。
減7度:増2度の音程の並びが逆のとき(CisとBなど)。増2度と同様に音程のとり方を気をつける。指が3本全てくっつく形になる。
減5度:ヴァイオリンは完全5度でチューニングするため、減5度は同じ指番号で取らないようにどちらかを替え指にすることを基本とすることをおすすめします。スラー(レガート)時は特に。※スタッカートやフレーズの切れ目などで出てきた場合は同じ指でも良いと思います。
増4度:減5度の逆の並び。特殊な音程なので、音程幅に気をつける必要がある音程です。
□特徴のある和音
主和音:その調性における主音を根音にした和音。階名でDurの場合ド・ミ・ソ、mollの場合ラ・ド・ミに当たる和音。【Ⅰ】(別称:トニック)
属和音:その調性における第5音を根音にした和音。階名でDurの場合ソ・シ・レ、mollの場合ミ・ソ・シに当たる和音。【Ⅴ】(別称:ドミナント)
属七の和音:属和音の上に七の音(根音から7度上の音)が乗り、より主和音へと向かう緊張感が高い和音。【属七、Ⅴ7】(別称:ドミナント)
減七の和音:四和音を根音から3度ずつに積み上げた時、全て短三度の幅で並んでいく和音(根音と第7音が減7度になる)。陰鬱さが増し、不安感のある響き。古典派までの時代では最も鋭い響きの和音とされていた。短調のシーンで現れ、様々な調へ転調できる。
□調性
長調=Dur 短調=moll
主音と上記を組み合わせる。(例)ハ長調 = C dur / 変ロ短調 = b moll (小文字表記)
転調:調性が変わること
移調奏:曲の調性を変えて演奏すること。
□音楽用語(形式)
小節番号:1小節毎に付けられた通し番号。
練習番号:ABCや①②③など練習時に開始しやすい用に付けられた番号。→Wikipedia
序奏:曲の最初。主部より遅いことが多い。
提示部:楽曲において主題あるいはそれに相当する重要な素材を提示する部分。
展開部:楽曲で主題や曲想を発展・展開させる部分。
再現部:提示部の主題と素材がほぼ忠実に主調で再現される。
トリオ:中間部のこと。古くは三重奏で演奏したことからそう呼ばれるようになった。
コーダ:結尾部(終結部)のこと。曲の終わり楽章を終止に持っていく部分。
□その他もう少し踏み込んで
アナリーゼ:楽曲分析。曲の仕組みや背景を学ぶこと。
ソルフェージュ:楽譜を読む基礎訓練・読譜力向上練習。新曲視奏(視唱)もしくは初見演奏練習。聴音能力向上練習。理論等。
★生徒の皆様はレッスンの復習のために活用し、常に意識しながら練習してください😊
その先のレッスン内容の復習(予習)
⇒ 🎻奏法の種類・レッスン楽譜・その他 (生徒さん限定公開乞うご期待)
★それぞれの体型に合わせての構え方がありますので、個人個人合わせてレッスンさせていただいてます。
🆕 初めてこちらを見ていただいた生徒さん以外のお客様、基本だけちょい出しで文字化させていただきましたが、これだけ見ての我流練習だけではヴァイオリンは上達することは難しいです。是非とも基本から学びに来ていただけると嬉しいです😄
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