クラシック演奏会鑑賞のマナー🎶

 

 まずまとめて言うと「演奏中に演奏以外のノイズを出さないことが基本」です。

 ほとんどの人は舞台から発せられる音に集中し、耳をそばだてています。そいうったときにはどんな小さな音でも気になるものです。携帯電話はもちろん、手荷物などがノイズを出さないように注意しましょう。プログラムをめくる音も要注意です。携帯電話・スマートフォンはマナーモードの振動音も気になるため、📱電源を切るか機内モードにしましょう。傘は絶対に寝かせておきましょう🌂。

 

 同様に暗い会場内でスマートフォンやカメラの液晶の光なども非常に迷惑をかけます。フラッシュ撮影📸はもちろんのこと、画面の光💡も後ろの席の人に目障りです。また常識的に考えて入場料のある演奏会は撮影禁止ということもわかりますね。

 演奏中に席を立ち、移動し、ドアを開閉するなども雑音が発生し外の光を入れてしまう可能性があるので控えましょう。遅刻して演奏開始してしまった場合は、演奏中に無理やり入らず、曲間の許されたタイミングで入るようにしましょう🚪。

 

 また指揮者がまだ指揮の姿勢を解いていない時に、先走って拍手をすることも控えましょう。曲によっては最後の音に長い𝄐フェルマータとディミヌエンドがついていたり、誰も音がない状態の休符や終止線に𝄐フェルマータがついていて会場の響きや余韻、静寂までが音楽として書かれている楽譜もあります。(新世界、田園、第九、イタリア、悲愴…et

 

 会場内は飲食🍟、喫煙が禁止されています🈲。休憩中に飲み物を飲む時はホワイエ(ロビー)等の指定の場所で行いましょう🥤。

 またのど飴などを咳防止のためになめる場合は、できるだけ演奏前に口に入れ、演奏中に包み紙🍬をパリパリさせることは辞めましょう。

 ホールはすごく小さな音もきれいに響くようになっています。そのため舞台上だけでなく客席での声や包み紙を開ける音も会場によく聞こえるようになっています。

 

 他にもクラシックの演奏会では身体を揺さぶってノリノリで聞くこと、指揮の真似をすることなどもマナー違反となります。

(先日自分もいい演奏で一緒に音楽をしたくなり、演奏に合わせて呼吸をしていただけだったのに後ろから注意されました。その人は最後のフェルマータ中に大きな音で拍手をして邪魔していましたが💦

 

 そして日本ではあまり正装して参加まではされませんが、あまりにも目立つ格好で来られ前列に座られた場合など、舞台上から非常に気になることもあります。特に前の方に座る場合、突飛な格好や演奏中の会話、雑音、光、動作によって演奏者や後ろのお客様に迷惑をかけないように注意しましょう😄。

 

 以上のようなルール、マナー、エチケット、モラルに注意し、全てのお客様ができるだけ集中して演奏を聞ける状態にしておかないといけないということですね😊

 これはできればヴァイオリン教室の発表会でも可能な限り意識し知っておいてほしいと思います。

 そして現在はコロナマナー、コロナ常識ということもプラスされていますね。マスク着用で鑑賞し、できるだけ密をさけた移動をし、消毒の徹底もよろしくお願いします。

 

 いろいろ書きましたが、いい演奏で思わずノッてしまったり、笑ってしまったり、思わず拍手してしまったりは構わないですし、不意に咳が出てしまったりということは仕方のないことです。

 これを理由にクラシック演奏会🎻を敬遠することもなく、十分に演奏を楽しんで聞いていただけることを願っています☺️

 

引用・参考:オーケストラガイドブック・マナーサイト等